夜光虫

 

https://youtu.be/Hq641ednH-I

 

琵琶湖大橋から眺める夜景
曇る窓硝子と霞む防波堤
緑風混ざる夜風と雨
今日も誰かが手を汚して得る万券


街に聞かせる 仲間の歌 
あいつは引いたババ あいつは娑婆
あいつは火の車 運転パパ
噂話で夜が明けた


朝方の珈琲が染みてスモーキング
丸めて吸い込め世の不条理
付いた灯火は安らぎの法式
手を合わす もう死んだホーミー


手のひら返しと足洗い
どこに飛んでも落ち着かぬ夜の蝶
散布する鱗粉が夢の欠片
羽もげた鴉でも爪を立てな


夜風 起こしては死ぬ 蝶 螺旋
照らす街灯集まる 夜光虫
煙吸い込み過ぎまた過呼吸途中


酩酊の果て 担ぎ込まれる病室 ラブホテル
消える街灯 居なくなる 夜光虫
千鳥足また誰かを誘う


絶えず鳴るサイレンと増える案件
欲する百万年先の観点
何があるかはこの先わから無え
握るMICが占うだけ


ただ有りの儘 俺は歌うだけ
あくまで猿真似の鼻 明かすまで
夜が明るまで 語り合う夢
酒と愚痴で流すのはだせぇ


俺の哲学 生きるとは何だ
その解答果たすには生きるしか無え
屍になる日まで魂売ら無え
真実はいつまでも檻の中で


時の流れに身を任せる より
文字を片手に滋賀を上げる
これが俺の道 奴は奴の道
なら今夜はお前を湧かすのみ


マイク一本 全員敵
味方は様々な言葉と乗り
植え付ける脳に 気が合えばこっち
来いよ手挙げてくれ興味本位でも乗り込み


音の虜に 今時を越し
一つになる時が来た確かに
ジャンル 商い 人種 企み 
繋ぐ交わりが今変える街並


夜風 起こしては死ぬ 蝶 螺旋 
照らす街灯集まる 夜光虫
煙吸い込み過ぎまた過呼吸途中


酩酊の果て 担ぎ込まれる病室 ラブホテル
消える街灯 居なくなる 夜光虫
千鳥足また誰かを誘う


夜風 起こしては死ぬ 蝶 螺旋 
照らす街灯集まる 夜光虫
煙吸い込み過ぎまた過呼吸途中


酩酊の果て 担ぎ込まれる病室 ラブホテル
消える街灯 居なくなる 夜光虫
千鳥足 また誰かを誘う


夜風を纏い また消えてく 夜光虫
太陽は嫌い 私には似合わない
お天道様が見当たらない


夜風を纏い また消えてく 夜光虫
太陽は嫌い 私には似合わない
天道虫には成れる筈も無い

 

 

∞(憤怒)

 

俺は無限に詩が書ける

だから俺に仕事をくれ

俺の生命の輝きが

時給幾らな訳が無い


俺は無限に歌を歌う

だから俺にマイクをくれ

俺の歌声 聞く人数

十や二十の訳が無い


俺は無限に韻を踏む

実は負けた事など無い

解る奴は気付いてるが

どれも勝負になっていない


俺は無限に優しくする

君の方がより優しいから

君を傷付ける奴がいれば

俺は無限に冷たくなる


俺は無限に情け無く

有り難く 有り余る 悩みを抱く

嘘をつける程 賢くなく

人を騙せる程 素直じゃない


正直になれる 強さも無く

裏切りきれる 清さも無い

只 狡い程の優しさで

生温く人を傷付ける


俺は無限に矛盾を孕む

生きろと死ねが闘ってる

至って真面目に狂ってる

世間と黙殺 仕合ってる


本気で生きると決める程

本気で死ねると思う程

無限に俺を揺さぶってる

無限が故に揺さぶってる


騙し騙しの旅を歩く

終わらせる事は出来るけど

果たして騙さずに走り出したら

無限は終わらず続くだろうか

終わってくれずに続くだろうか

 

∞(宣誓)

 


俺は無限に詩が書ける

来世の分迄 書くだろう

何の為かと聞かれれば

そこまで思案はしていない


俺は無限に詩が書ける

書くか否かは自分次第

人に迷惑掛けてまで

書いたこの詞よ 金になれ


俺は無限に歌を歌い

俺は無限に韻を踏む

つまり無限に曲を作り

つまり無限に金にする


無理だと無限に言われても

可能だと無限に言い返す

失う物などとうになく

手に入れる物なら無限にある


全てが自分の所為ならば

全ては自分の所為だろう

一刻も早く舞台に向かえ

一刻も早く舞台に向かえ


夜明け空へ急ぎ

堪え藻掻く人へ


答え求め挑み

悶え弥立つ人へ


俺は無限に詩が書ける

だから代わりに書いてやる

代わりに無限に哭いてやる

代わりに無限に哭いてやる

 

 

夜間飛行

 

https://youtu.be/B3mkK-c2e-c

 

あの一本の赤い糸が切れた夜
別れの憂いをこの身に纏う
未だに探す 愛のイーハトーブ 
また今夜も飛ぶ


Material girls night & fly
 雨が降ってるだけだよ泣いてない
Material girls night & fly
 雨が降ってるだけだって泣いてない


一本の着信 から始まるドラマ
アフター終わりに泣き出す弱さ
受け止め 電話越し「何かあった?」
守れない 情けさに 睨む朝


せめて俺の腕でおやすみよ
希望が絶望に染まる日も
何時かのリスカの傷は歪な絆
二人 聞いた 鬼束


言葉ほど虚しいものは無い
無言で分け合う物語 知らぬ間に
お前は目を閉じる
見てはいけないのに 線路を見る


もう 終わりにしよう 何度目だろう
冷たい体なら何度舐めたろう
どうせ明日も心は雨なら
俺の歌を聴けアンドロメダ


夢を見ずに眠るのなら
今からお前を連れて
二人でグラスを重ねて
どんな夜を探している
このまま お前を連れて
夜間飛行 溺れよう


Material girls night & fly
 雨が降ってるだけだよ泣いてない
Material girls night & fly
 雨が降ってるだけだって泣いてない

たかが1g巡り始まるドラマ
トラウマかロマンス もがく
また空は濁ってく 行き交う人々
私を置いてゆき幸せそう


聞いたんだけど あの娘 結婚
一方ベトベト 洗う血痕
血眼で暇な子 探してセッション
暖かいはずが 凍ってくベッド


どうしてくれるの 汚してく聖書
キリストもマリアも冷たいね
ネガティヴな思考が永遠ループ
でもフェイスブック幸せ演じる


もう終わりにしよう 何度目だろう
なぞる携帯 絵文字が笑う
優しい声がする「何かあった?」
「雨が降ってる今すぐ迎えに来て」


夢を見ずに眠るのなら
今からお前を連れて
二人でグラスを重ねて
どんな夜を探している
このまま お前を連れて
夜間飛行 溺れよう


Material girls night & fly
 雨が降ってるだけだよ泣いてない
Material girls night & fly
 雨が降ってるだけだって泣いてない

 

https://youtu.be/Wb5skJhu4Cc

 

「嘘」

 

スウィート・マイ・ビッチ

毎日考える

まぁリッチ なら

君と毎日会えたのに
嗚呼 好き 嗚呼 嫌い

一晩中 愛したい
君は泣くことしか出来ないし 
俺は歌うことしか出来ない

だってそうだろ

お互い始めは
興味本位で見つめた眼
それがホテルか俺ん家か
お前ん家かトイレか

階段か覚えて無いよ
俺だけがハイか

二人ともハイか
それが愛なのかも答えは無い
只一つ言えるのは

その夜 俺はお前と

未来を確信したのさ

 

スウィート・マイ・ビッチ

毎日考える
まぁリッチなら

君と毎日 会えたのに
嗚呼 好き 嗚呼 嫌い

もう一度 愛したい
君は泣くことしか出来ないし
俺は歌うことしか出来ない

だってそうでしょ

貴方はステージの上
ステージ降りたら

誰かと行方不明
電話もメールも無視して

一人で待てなんて

普通じゃ考えられないわ
普通じゃ無かった 貴方は
愛し方もデートも歌い方も
只一つ 言えるのは

毎晩私は一人で大丈夫


スウィート・マイ・ダーリン

毎日 泣いたり
まぁビッチの振りすれば

すぐ稼げるけど
嗚呼 好き 嗚呼 嫌い

一晩中?会えないじゃん
君は歌うことしか出来ないし
私は待つことしか出来ない

スウィート・マイ・ビッチ

今更 考える
まぁリッチ じゃ無くたって

毎日会えたのに
嗚呼 好き

嗚呼 嫌い 
嗚呼 今なら

嗚呼 今更
もう俺のこと

なんか忘れて
俺も君のことを



ターミナル・ステーション

 

https://youtu.be/Bry4rijgvyk

 

「ターミナル・ステーション」

 

時刻は丁度

零を過ぎて 浮かぶ遠い記憶

余りに吸い込んだ煙の為

つい 後遺症 寧ろ好印象?

世間と真逆の世界へ

のめり込んでいったとしても

息を忘れないで


セブンスターが一番美味しいとき

それはお前が俺を優しくなだめるとき

嗚呼 逝かせてくれ

嗚呼 戒めてくれ

お前も蛇なのだとしたら

今締めてくれ


答えは難解 故に 何回でも

解り合うまで揶揄い

儚く混ざれば 浮かび出すエゴ

まるで浮気な捨て猫

それとも単なる生徒

二人 人混みに紛れた

ターミナル・ステーション


秘密は満載 故に 何層にも

折り重るから嵩張る

重圧の果てに揺らいだ幻想

それは不確かな映像

それでも確かな結晶

二人 彩りに紛れて 愛し合う ペット

 

答えは難解 故に 何回でも

解り合うまで揶揄い

儚く混ざれば 浮かび出すエゴ

まるで浮気な捨て猫

それとも単なる生徒

二人 人混みに紛れた

ターミナル・ステーション

 

 

 

Misty

 

https://youtu.be/k5M8pi9KzJo

 

「Misty」

 

誘惑の週末は嗅覚のスイッチ

作動するサドンデスマッチのピッチ

さぁどうする スケッチ 欲しいなら グレッチ

のびたさんのえっち なんて

しすがちゃんのえっち


突発的 密室で動機の一致

体温上げ放つ 一杯のスコッチ

を何度も実施 理性を失し

本能に合わせ 揺らいでくグリッチ


秘密のスピーチ 徐々にクリンチ

人様が喜ぶ 唯一の失神

その先は 既知 それとも 未知

満ち潮が溢れる 神秘のキッチン


動機が不純でも

不純物 体に放り込む快感は

脳機能のテロ

もう昨日を捨て去って

終いに果てろ

 

指先で触れて刺激する ちっちっ

丘の上飛び跳ねて唄うピクシー

レースに ピットイン それは強引に

一途に弄る 意地悪なMisty


理性を失し その果てに失禁

密に交わした 約束は蜜に

彼女は美人 黒き森のウィッチ

こないだはパスタで

今日はサンドウィッチ

 


誘惑の週末は嗅覚のスイッチ

作動する サドンデスマッチのピッチ

さぁどうする スケッチ 欲しいなら グレッチ

のびたさんのえっち なんて

しすがちゃんのえっち


見えない 僻地 バレない 立地

設置面積 察知 感度一致

歪ませる泉 指先に気づき

押し殺す吐息籠る 密室に


動機が不純でも

不純物 体に放り込む快感は

脳機能のテロ

もう昨日を捨て去り

終いに果てろ

 

指先で触れて刺激する ちっちっ

丘の上飛び跳ねて唄う ピクシー

レースにピットイン それは強引に

一途に弄る 意地悪なMisty


理性を失し その果てに失禁

密に交わした約束は蜜に

彼女は美人 黒き森のウィッチ

こないだはパスタで

今日はサンドウィッチ